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瞑想(迷走)中です。

Calhau! ‎– Ú

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最近このCalhau!という全然知らんかったデュオにド嵌りしてる。僕が何も知らなかっただけでこの人たち歴史意外と長く2000年代中頃から自主でCD-R出してて、中々活発化しない中で10年代初めにドマイナーなとこから年ペースで踏ん張って出して、ようやく今年K-RAA-Kからリリースってことで花開いた感じ。

軍歌ぽいホーンにバキバキなビートの行進から始まり、脱色したゆるゆるなシンセの色に不可思議なパターンで打ち付けるドラムマシン。変なところで入ってくるビートボックス。時にグリッチ、エレクトロニカ的な電子背景など展開に法則性なくいい意味で気が抜けて漂ってます。リリース元のK-RAA-Kゆずりのローファイでどこかレトロな質感の中に、脈略のないエレクトロニクスのかなりハードなノイズが時折顔を覗かせるなど新たな潮流も見られ、何と言っても全編に乗っかる女性ボーカルによる艶っぽい歌がとてもいいんだよな。こんなへんてこなトラックでもしっかりと呼応して歌うしな。これあまりなかった感覚ですごく良い。個人的にはベスト級の出来だと思ってる。
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  1. 2016/07/24(日) 22:34:30|
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Aaron DIlloway & Dylan Nyoukis - Dropout Elements

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Chocolate Monkから出たカセットほとんど存在すら知らなかったけど電光石火の速さでCD-R再発。どうせならカセットでくれよと思うけどこうやってリリース年にすぐ再発してくれるのは正直とてもありがたい。そんでこのジャケットの絵が素晴らしいですよね。廃墟みたいな部屋の中でみんないい顔してますわ。

Aaron Dillowayのテープ・マニュピエーションは本当別格だよな。1曲目の整理された声の配置もはやテクノじゃね?テクノにしか聞こえない。いや違うけどな。声の反復が「ティカン」と聞こえて中毒凄い。そこにこんなん乗っちゃいけないよとでも言いたいテープ操作で生じる分厚いノイズ。2曲目はもはや何なのか分からないインダストリアルな音素材が複雑にレイヤーされるアーロン節溢れる1曲。3曲目はリズミックなノイズの上をヴァイオリン演奏を解体したものを重ねたとにかくきたない狂った音像。粗いヴァイオリンと整然としたリズムの対比もやっぱ格好良い。更に粗く歪んだヴァイオリンの4曲目はハーシュ化すると思いきや再び整合のとれた反復に移行する展開の良さ。ほんと魔術。

音素材に使われたDylan Nyoukisよく聴く名前だなと思ったらBlood Stereoの中の人なんだな。相方がKaren ConstanceだからChocolate Monkを根城として。この音源もChocolate Monkだし、繋がるよねー。
  1. 2016/07/22(金) 23:51:40|
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梵人譚

坂田明/Jim O'Rourke/Giovanni Di Domenico/山本達久のカルテットのライブがあるということで観に行っててみた。一度はジムさんの演奏見てみたかったし、場所が住んでいる滋賀県ということもレアだしね。坂田明とジムオルークは何度も絡んでるし、山本達久はカフカ鼾とかオルークのバンドのドラマーとしても活動してるし、Giovanni Di DomenicoはオルークとDie Schachtelから去年共作出してるしつながるなー。と思ってdiscogs見てるとそれぞれトリオとかでさらにつながってたりして今回のセッティングがある意味必然と言えるのかな。
会場は酒遊館という酒蔵を改装したスペースで、今も酒造所をやりつつライブメインでやっているとのこと。サイケデリックならぬサケデリックスペース。これは僕が言ってるんじゃなくて、ライブスペースという側面から見たときこう呼ばれている。10年以上前AMMが来日した時ここで演奏したという歴史の長さ。勿論行くのは今回が初めて。地酒がお代わり自由になってて、少し辛めの日本酒(これが凄く美味しい)呑みながら酒蔵の高い天井の涼しいスペースで古い木の椅子に座れるというチルアウト感が新鮮。

演奏はこれはとんでもなかった。坂田明の衰えることを知らないサックスのフレーズを、Giovanni Di Domenicoが内部奏法を駆使しながら時折拾い上げて細かい粒子のようなピアノの音を多い手数で送り出す。山本達久もフリーやノイズ的なアプローチを見せつつも、リズムを持って扇動的に推進していく。散文的なインプロから徐々に熱を帯びてきて曲を創りあげていく様が凄い熱いんだよな。ジムオルークはコントラバスを弾いててびっくりした。どうせならエレべ聴きたいなと思ってたしコントラバスやってるなんて聞いたことなかったから。普通にこなしていてやっぱ何扱わしてもプロだな。僕はジムオルークのエレべが大好きで、コントラバスになってもエレべで聴けるようなミニマルな方法論はあまり変わらないなと思った。

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今回この4人は梵人譚って名前のバンドで回ってて、特に音源を作ったから回ってるのではないみたいで、とは言いつつ手持無沙汰なのはどうかと思ったらしく、7月11日の行橋市市民会館でのライブを録音したものをジムさんが車の中でマスタリング、セブンイレブンのコピー機でジムさんがった写真を印刷してCD-Rに焼いたというこれ以上ない手作り感。何故か最初からサインが入ってた。酒游館が17日だから仕事が早いです。ライブは結構フリーな演奏に感じてたけど音源は意外とまとまりのあるもので少し印象が違う。坂田さんのオンステージなりそうなところだがGiovanni Di Domenicoのピアノが入ることでちょうどよい清涼感。筋肉的なフリー演奏がもうお腹一杯ですってこの時分に出てくるこれくらいの密度が今を行ってて熱いな。坂田さんの音戸の舟唄も聴けるし胸がいっぱいになる。バックで色を付けるジムさんの演奏が素晴らしい。ライブでは斎太郎節やってくれて、これ実は別の音源で聴いたことあるんだけど、ここでもどこでも後ろにはジムさんがいて、背景を描いてくれるんだよな。この日本的な趣味の良さがとても好きだ。

終わった後やっとジムさんにずっとファンですと直接言えたのが凄く胸がいっぱいになった。女の子に告白するより緊張したし恋だったのかもしれない。ありがとうございますと返してくれて握手までしてくれた。出す音源まだまだ追いかけますよ。
  1. 2016/07/18(月) 22:30:11|
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