wee-jay

瞑想(迷走)中です。

Charlemagne Palestine & Grumbling Fur Time Machine Orchestra - ggrrreeebbbaaammmnnnuuuccckkkaaallloooww!!!

気付いたらブログの更新が100超えてましてね。飽きっぽい私にしては続いてるなぁと思ったりもしてるんですが、ツイッターの投稿数は就職してから明らかに少なくなってると言ってもそれでも8000は超えてて、ネットなら音楽の趣味が近い人からいろいろ教えてもらったりして、逆にブログやツイッターになんか書いて一人でも聴いてもらえたら嬉しいなって考えやっぱあるから続くのかなぁ。あと買わせて頂いたショップに対して良かったものには良かった!!って言うのも良いかなとか。まぁ今年はそういう人たちに実際にお会いする機会にも恵まれて、生活の中でこれまで以上に音楽聴きながらネットに潜り込んでる時間増えてまして、良いことだとは思います。あと、出来る限りライブハウスやクラブにもちゃんと行くようにしてて、ライブハウスは今追ってる音楽を聴きに、クラブには昔聴いてたような音楽を回顧しに行って、まぁ毎日楽しいと思います。仕事はクレームなど色々問題発生しすぎて行き詰ってますがw

今日書くのがミニマル・ドローンの大家シャルルマーニュ・パレスタイン(御年70歳)のロンドンはカフェ・オトでの2013年のライブ盤でして、タイトルが長すぎっ!!ってことで買ってみた。まず目を引くのがその美しすぎる装丁で、パステルな色彩のジャケットにブルーヴァイナルが映えてる。

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音の方は、 パレスタインの方は何作か聴いたことがあるけど、Grumbling Furという人らははじめてで調べてるとサイケとかやってる人ということでどんな音になるんかワクワクして聴いてみると、パレスタイン色が濃いのだけど、パレスタインの主張が強いというよりは、いつも通りやってて、それにGrumbling Furが主にテープコラージュの手法で合わせてる感じ。
拍手に導かれるようにドローンがゆっくりと立ち上がり、グラス・ハープの金属的なドローンや声、ぎこぎこした物音などと共に立ち昇っていき空間を時間をかけてひたひたと満たしていく。実に様々な音素材が時間の経過に干渉しないように、ドローンの流れに沿うように次々に現れては消えていく。後半に向って、ピアノの連弾と太鼓による高揚の中に挿入される動物の鳴き声やテープ操作により変調された女性の嬌声に、おもちゃ箱的な雑多感と面白さだけではなく、やさしい毒が仕込まれているようなユーモアを感じる。
一番良いのは、最後、一旦曲が途絶え気味になってから、テープが何か唄い始めて、それに重ねるように鐘と生歌が入りオルガンが低い定位でゆっくり鳴らされてるところですかね。ただ、もう少し盛り上げるクライマックスでもよかったかなぁ。いずれにしてもこのオルガンが効いてて感動的なフィナーレ。

32分と短めですが聴き応えあるのでオススメです。
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  1. 2015/11/08(日) 19:58:10|
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Peter Tscherkassky 『 Films from a Dark Room 』 『Attractions, Instructions and other Romances』

また間が空いてしまった…

今日書くのはオーストリア出身の映像作家Peter Tscherkasskyペーター・チェルカスキーの作品です。
ちょっとお高いですが限定とかではなさそうなので尖った音楽ショップに問い合わせたら入れてもらえると思う。
ちょっとどうかしてるし観てると頭おかしくなります(最高)

112.png 111.png


基本的に古いホラーやフランス映画を次々コラージュしていくんだけど、驚くのはそのダイナミズム。例えば遠視的・近視眼的問わず、なにか映画の一場面があったとして、そこに同じ映画の別のシーン、あるいはまったく別の映画のシーンから引っ張り出して脈絡なく重ね合わせる。人物や事象、風景だけを切り取る、また時には別のフィルムごと大胆に何層も重ね合わせるときもありそれもタイミング、角度など法則性もない。過剰な時はぐちゃぐちゃに明減させる。普通の映画における映像が具体的なイメージを投射するものだとすれば、これは抽象的なまでに異化されてしまっている。
フィルムと書いたけど、この人はタイトルにもあるように古い映画の3.5mmフィルムなどを真っ暗な部屋で複写するとてもアナログな手法で作品を作っており、映像の揺らぎやノイズに現れている。アバンギャルドだと言い切ってしまえばそれまでだけど、注意深く見てると作品によっては意味性のようなものも感じ取られるところが良い。

そこに重ねられる音楽は、作品によって作家は違うんだけど、多くは具体音のコラージュやコンクレートの手法で作られているようである。
加工されたシャンソン(?)をひたすら反復させて毒々しい雰囲気を醸成したり、クラシック音楽に思いきりノイズかぶせて歪ませたり作品によっては今でいうリズミックノイズや、ジャジーなピアノが突然ドラムンベースになったり本当に多彩である。
映像の音素材も使うこともあり、時々映像と音楽がリンクする場面があってゾクッとすることも。
無声の映像もあり、影がちらついてるだけであったり、銃の暴発とかのショートショートがあります。

ありがたいことに2枚DVDを出していて、
始めのリリースは"Films from a Dark Room"というチェルカスキーの製作手法がタイトルにされている。1984年から2002年の作品が収められている。こう見たらかなりキャリア長いのね。所謂代表作とされるような作品が詰まっている。調べてて一番有名っぽい"Outer Space"や、ちょっとJohn Wieseみたいなコラージュ音楽の"Dream Work"って作品が良いです。
最近のリリースは"Attractions, Instructions and other Romances"ていうタイトルで、1982年から2010年とごく最近の作品が多い。"Parallel Space: Inter-view -"という18分ほぼ画面が痙攣しぱなしの作品や、ショートショートが沢山並べられた25分の長尺"Coming Attractions"、拳銃の撃ち合いのシーンの映像の緊張感とノイジーな音使いが痺れる"Instructions for a Light and Sound Machine"なんかが見もの。

まぁ今年のベストに入る作品だと思います。
ちなみに結構You Tubeにあるので、興味ある人見てみてください。部屋は明るくしてね。


  1. 2015/11/01(日) 20:25:35|
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