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GUILTY C. - Bury #6

関西を代表するノイジシャンGuilty Connectorの2015年録音がリリースということで、かなり多作なミュージシャンですがリリースの大半がスプリットだったりするみたいで、純粋なソロ作品てのは割と珍しい気がする。共作者を挙げるとBastard Noise、John Wiese、Francisco Meirinoの別名義Phroq、Richard Ramirez、Sudden Infant、If, Bwanaなど僕が得する名前ばかり挙がってくる。ライブも頻繁にやっているようで関西のノイズ代表選手みたいな位置づけになるのかな。そういうわけで新作のBury#6について。

n_t0073025.jpg


Los Apson?さんNewtone Records(2つリンクしてあります)などその他関西のアンダーグラウンドなレコ屋さんで取り扱いがあるようです。

35分と11分の長尺2曲というすがすがしい内容で、やはり表題の1曲目が良い。序盤はじめじめした鬱屈ドローンが下の方で蠢いてるんだけど、音量を上げてみると、かなり低音が効いた作りになってるのが面白い。そこからパルス音が混じり始めると気付かないうちにそれが増幅していきやがてウォール・オブ・ハーシュノイズな展開へ飲み込まれていく。ここでも単なる垂れ流しに陥ることはなく、注意深く聴きこむことで様々な仕掛けが施されていることに気付く。壁のように押し寄せるノイズは実に多層的で、音が生成され衝突・減退、消滅また生成が繰り返される。さらい印象的なのは初めの鬱屈した低音のドローンはその下でうごめき続けていること。ここがこんなハードコアなノイズにおいてもどこか感情的な要素を感じる要因だと思う。
何より気に入ってるのはじっくり聴きこませてくれることで、長い尺を生かしてゆっくり展開する。今年の間違いなくベストアルバムに、John Wieseの『Deviate from balance』って作品が入るのだけど、John Wieseの音楽は矢継ぎ早なカットアップが主流で、音選びが唐突で目まぐるしい楽曲が多い。その構築のセンスが唯一無二で最高なんですが、このアルバムは今年においてはそれの対となる位置づけになるかな。つまり個人的に。

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  1. 2015/07/29(水) 23:12:49|
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Michael Francis Duch - Tomba Emmanuelle

画像はアマゾンへリンクします。



+3dbから出てたEdgesがクリスチャン・ウォルフやモートン・フェルドマン、コーネリアス・カーデューなどケージまわりの作曲家の図形楽譜を演奏した現音で、起伏に富んだいかつい演奏だったけど今回は即興のドローンやってて、全編アルコ弾き。この人はベーシストの中で、しかもアルコだけで勝負できる数少ない奏者だと思っていて、アルバムを心待ちにしてた、んだけど完全に見逃してた。

僕はこのレコードを管楽器のソロのように聴いている。コントラバスというデカい装置から出力される響き。弓と弦の拮抗する軋み、豊かな倍音、色んな音が混じり合っては消える弓の往復のマジック。終わって欲しくないしいつまでも続いて欲しい。耳を研ぎ澄ましてじっくり聴きましょう。勿論爆音で。
  1. 2015/07/07(火) 23:14:38|
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