Gilles PetersonのDJ観に友達と大阪まで行ってきました。はじめアブストラクトな曲から入ってクラブジャズ的な四つ打ちサウンドを暫く繋いでて、ここでもロングミックスやカットインで巧みに盛り上げて巧いなあとか思ってたら、急にオリジナル盤のテストプレイをさせてくれとか言ってからアナログタイムに突入してからは恍惚の表情で7インチをどんどんカットインして最後まで躍らせてくれた素晴らしいDJでした。いや実際この辺の音楽ってもうさほど興味ないんだけど、行ってよかった。
表題のC-SectionはJohn WieseとEvan Parkerの共作ですね。けっこう前に出てた音源で知らなかったんだけど何だこの組み合わせ、ってことで買ってみたんだけどこれが他にないくらい美しいノイズアルバムだった。
ジョンウィズの多彩なテクスチャをマジックのように組み合わせた重層的なノイズの上をパーカーがソプラノサックスの循環奏法で音を積み上げていく昂揚感に昇天しまくった。
もしサックスがPeter BrotzmannとかMats Gustafssonみたいな男汁滴るいい男なら多分お腹一杯になりすぎるとこだろうけど(いや、これもどうなるか聴いてみたいですが)、Evan Parkerのソプラノのシュッとしたプレイが音像を引き締めてて、もさっとしてないところが非常に良い。大正解の競演盤れす。
スポンサーサイト
- 2014/11/24(月) 19:39:30|
- music
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ごぶさたしてます。
前回の記事で書いたRiddim VoxちゃんがCD読み込まなくなってしまい、前使ってたミニコンポ復活してます。カセットと外部入力のタンテは問題ないのでたちまちは併用していきます。
前回のブログというと『たまこラブストーリー』のDVDは毎週観てます。これ観て1週間頑張って神経がボロボロになって、またこれ観て1週間頑張るという生活のサイクルが出来上がってます。
それは置いといて今年のベストアルバムの一つでも簡単に書いときますか、、、
京都パララックスレコードの店長さんの実験ターンテーブリストの毛利桂と関西在住のノイジシャンTim Oliveの去年出た共作。ターンテーブル上のプリペアドレコードからのざらついたノイズやディレイのかかった低音ドローンと、テーブル上に静置されたギター上で様々な小物を操ることで生成される多彩なテクスチャを持った物音の絡み合い。即興演奏を編集したもので、楽曲の構成も見事で飽きさせないし、不穏で緩慢な空気の中に切り込むノイズにゾクゾクさせられる。どうこう語るよりも映像観てもらったら、、、
毛利桂さんは今はポータブルのタンテをギターみたいに小脇に抱えるスタイルで演奏してて、去年ソクラテスでライブ観たときもソロでやってたんだけど出してるノイズ、立ち姿がもう格好良すぎた。下の動画は康勝栄さんとのデュオ。低音が画面から伝わってくる。
Multiple Tap: Kou Katsuyoshi & Katsura Mouri from The Wire Magazine on Vimeo.
- 2014/11/15(土) 19:30:42|
- music
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0